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アウトバック; デモカー進化中 (ARB DRAWERS編)

この週末、ホームセンターへ買い物に行ったら、人であふれてました。

この時期は週末ともなると、どこも混雑していて、年の瀬を感じる光景です。
さて、この飛び石連休を利用して、初めてARB社から取り寄せた製品を装着してみました。

製品名は ARB DRAWERS (DRAWERSとは、引き出しの事です)



今まで独身時代を含めて、オーストラリアを4WDで6000km以上の長距離をドライブしたのは10回ほど。  (ARBのメンバーと単距離オフロードドライブは数知れず)

そしてそのうち、日本から日本仕様の4WDを現地に持ち込み、ドライブしたのが2回。


ドライブ中に、たくさんのオーストラリア人の旅行者と出会い、そのたびに車両を見せてもらっていましたが、

私の車(日本仕様)と、彼らの車両との違いには、大きく3点の違いがある事がわかりました。


まず一つ目は燃料タンク。
日本仕様とオーストラリア仕様とでは、決定的に違いました。

オーストラリア仕様はサブタンクが装着されていて、無給油でも長距離を走れるようになっています。
私の場合は、ジェリ缶に燃料を入れ、ルーフキャリアに積んで走りました。


2つ目は、積み荷の整理方法。
現地のオーストラリア人旅行者は、荷台にDRAWER(引き出しのこと)と呼ばれるパーツを装着して 満載の荷物でも、すぐに物を取り出せるように工夫していて、ほとんどの現地旅行者がDRAWERを使用してました。

そして最後に3つ目、 DC電源で冷凍・保温可能な大型冷蔵庫。
50度以上の気温になるアウトバックでは、冷たい飲み物を保冷できたり、長期分の食料を保存できるかどうかは、大変重要だからですね。



DC電源の冷蔵庫に関しては、もし日本で使うとすれば、キャンプ地などで周辺にコンビニ等がない場合に便利そうですね。

また、釣りに行かれる方は、釣った魚をすぐに冷凍することができますね。



これら3つの違いについては、もう20年以上も前から僕が実際に見てきて、いつかはDRAWERを装着してみたいなぁとずっと思いを募らせていましたが、ついにその日がやってきたという感じです。



装着前写真
フレームはスチール製。ベアリングが多用されており、スムースに引き出せます。
DRAWER(引き出し)は、奥の物を取り出しやすいように、かなり手前まで引き出し可能。
DRAWERには鍵が付いています。
上部板スライド機能(オプション)
ARB製47リットル冷蔵庫を載せてみました。
(+10℃から-16度まで温度設定が可能)

冷蔵庫のフタが天井に当たりにくくなるので、大きく開く事ができます。
ARB製冷蔵庫の紹介は後日に。
DRAWERS自体の重さ: 約70kg
ARB冷蔵庫の重さ: 約22kg

なお、車両のリア荷重はその分重くなります。


フロントウインチバーの装着は来年早々に。
タイヤも来年早々かな・・。

ARBのサスペンション「オールドマンエミュー」は、装着製品の有無(荷重)によって、LC76でも数種類用意されています。

オールドマンエミューサスペンションは、世界中で何万台もの車両に装着されているほど、実績のあるサスペンションブランドです。

世界中で使用されているということは、ゆえにその車両の状態によって、サスペンションを細かく設定する必要がある事を意味します。

デモカーのLC76も、ARBウインチバー装着時にベストとなるよう、重量バランスを考えながら装着パーツを選んできました。
 

現在、装着しているOMEサスペンションは、

フロント: ウインチバー&ウインチ装着を前提
リア: 低積載用

となっています。


フロントバンパーを装着し、ベストな設定にしてご紹介できる日を楽しみにしています。


今後は、頑丈ですが重たいカイマーリアバンパー等を付けた時に重量を計算して、必要ならもう1段設定荷重の重いリアサスに交換するかもしれません。

話の最後になりますが、今回、再販されたLC70ですが実は・・、

業界筋の情報によりますと、輸出仕様の頑丈なフレーム仕様を導入してくれたらしいです。


(そういえば、先日のヒッチメンバーの穴あけをした時も、フレームが厚かった事を思い出しました!)



世界中で活躍しているランクルと同じ仕様の頑丈さ、嬉しいですね!

いま乗っている再販ランクルは、世界のどこでも通用する車両なんです。



トヨタ自動車のその心意気を組んで、弊社デモカーも



 ”世界中どこでも通用するデモカー” 

                  


というコンセプトで車両を仕上げていきます。



余談ですが、オーストラリアでのドライブ紀行も少し書いてますので、良かったら読んでみて下さい(笑)

ブログカテゴリーの「オーストラリアドライブ」から入れます。



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アウトバック; デモカー進化中 (ヒッチメンバー)

昨日、JAFEA日本四輪駆動車用品販売店連合会の会合が開かれました。

弊社は、こちらの会員にならせてもらっております。

4輪駆動車業界の重鎮の方々が多くご出席されるので、色々な方から貴重なお言葉をいただく事ができ、大変嬉しく思いました。


ぜひとも参考にさせて頂きます。

誠にありがとうございます。
さて今日は、ARB社の取り扱っているヒッチメンバーを弊社のデモカーのLC70に取り付けてみましたので、ご紹介します。
このヒッチメンバーは、ARB社の資本が入った、豪州ハイマンリース社製のものです。

以前、資本提携前は ARB社にOEM供給してARB社のトーマスターというブランド名で販売してきましたが、資本提携後はハイマンリース社ブランド名を使用しています。

オフロード走行を知り尽くしたARB社の要望で設計されたヒッチメンバーですので、極力 デパチャーアングルを損なわない設計となっています。

このヒッチメンバーは、

牽引能力3500kg 
ヒッチ荷重350kg 

つまり、要牽引サイズのトレーラーも牽引可能な強度を持っております。



牽引3500kg、ヒッチ荷重350kgの荷重のトレーラーとなると、トレーラーと牽引車の間にウェイトディストリビューションという装置が必要となりますが、

それにも対応するように、このヒッチメンバーはメインフレーム方向(進行方向)にも力が分散するように設計されています。


取り付けは、合計12本の太めのボルトを使用して、がっちりと固定されます。

ボルトも、緩みづらい特殊なボルトを使用しています。

ですので、オーストラリアの洗濯板のような未舗装路でも、緩みづらい設計となっています。

合計2か所だけ、ドリルで穴開けが必要です。

やってみたところ、今回の再販LC70のフレームは、かなり厚みがあるように感じました。

(歴代のLC70、80、90、100とヒッチメンバーの装着で穴あけ加工をしてきましたが、今回のLC70は とにかく穴あけが大変でした)
全て取り付けを終えた証として、Bビラに牽引能力ステッカーを張り付けて大満足w



取り付け作業をしていると・・・
要牽引サイズのトレーラーを牽いて日本中を旅していた頃を思い出しました。いつかまた 旅してみたいですね~
大排気量とMTの組み合わせの牽引車は 理想と言えるのではないでしょうか?

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アウトバック; デモカー進化中 (ルーフコンソール)

早いものでもう12月に入りました。

今日は朝から天気がぐずついて、気分も少々ブルーです。

前回のブログでご紹介したとおり、ARBから輸入したコンテナ貨物がやっと到着しました。

今回は、コンテナの空いたスペースを利用して、試験的に取り寄せてみた商品があります。

ARB社の関連会社製ルーフコンソールです。


早速、弊社デモカーLC76に取り付けてみました。


装着した画像は下のような感じです。

個人的には これは製品としてアリかな~と 思ったので 次のコンテナに少々入れてみて、試験的に販売してみます。
一番の利点は、LEDライトが室内を明るく照らし、特に運転席・助手席の手元を照らしてくれるという事だと思います。

現在どの車両にも必ずある前席用のライトが、なぜかL/C70には無いですからね(笑)


取り付けは結構大変、というか、一人で作業はきついですね。

コンソールを天井に抑えつけながら、ドライバーでスクリューネジを回す作業はかなりの重労働。

格闘しているうちに なんとなくコツは掴めた感じですがw


アマチュア無線3級の私としては、是非とも無線機スペースに、モービル機を入れてみたいですね(笑)
(画像はメーカーのHPから頂きました)


個人的な感想ですが、LC70なら全体的な車両側の質感にも対応できるレベルかもしれないですが、たぶんLC200クラスだと、ルーフコンソール側の質感が車両側に伴わず、違和感があるかもしれません。


明日は時間が空いた時に、ヒッチメンバー(3500kg牽引)を倉庫に引き取りに行って、取り付けてみようかと思っています。

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