全く同じ動力スペック&タイヤのLC120系プラド3台を用意しました。
異なる点は
緑色のLC120 リア LSD装着
銀色のLC120 純正・電子制御トラクションコントロール装着
白色のLC120 前後 ARB・エアロッカー装着
この3台をオフロードに持ち込んで 走破性を動画で比較すると、一目で違いがわかると言う面白い企画です。
対角線スタックを誘発するようなモーグル状の短いヒルクライムを LC120プラド・3台が 全く同じラインどりでアタックします。
使用言語は 英語ですが、雰囲気は伝わると思いますので、是非、ご覧ください。
最初の部分は 企画内容の説明、ARB・エアロッカーの説明ですが、5分55秒から、オフロード走行比較内容が始まります。
それぞれのディバイスの比較が、動画ならではの わかり易さで表現できる良い時代になりました。
欲を言えば、エアロッカーをオフにして、ノーマルデフでの比較も入れて欲しかったです。
昔、1998年1月号・4WDクラフトと言う雑誌で デフロックの企画がありました。
その記事は、僕自身の中では、神企画の一つと言えるすばらしい記事でした。
この企画は、Y60(サファリ)のショートを2台用意し、4段階でのトラクションディバイスの性格を比較する事でした。
前後オープンデフ (エアロッカー装着車でエアロッカーオフで実現)
リアLSD
リアだけARB・エアロッカー使用 ((エアロッカー装着車のリアだけエアロッカーON)
前後ともARBエアロッカー使用
という4条件の車両で 代表的なオフロードを走らせ、連続写真で読者に走破性の違いを理解させると言う記事でした。
インターネット動画の無い時代に 限られた紙面上で最大限、性能や動きを表現する事に、編集者の工夫を感じました。
僕も、実際にデフロックは80年代から積極的にオフロードで使用してきましたが、この雑誌企画で、初めてデフロックの優位性を定量的に理解する事が出来ました。
もし、この雑誌を手に入れる事が出来る様なら、是非、読んでみてください。