エアロッカーの粗悪模造品にご注意くだいさい
近年、工業製品の模造品問題が取り上げられていますが、豪州ARB社、サファリ(旧ラクソン)社の製品などにも模造品が現れ始めました。
これら模造製品は、模造大国で有名な某国で生産されているようですが、ARB社やサファリ社の特許を無許可で使用しているどころか、機能、耐久性にも、著しい劣化が確認されています(下記リンク参照)
特に、インターネット上でのネット販売やオークションで、ARB・サファリ社製品の模造品の販売があるとの情報を聞き及んでいますので、弊社製品にご興味ある方はご注意ください。
ご購入時の価格の安さに惑わされてしまいますと、後にメンテナンスや修理で大きな出費が必要になる危険性が高いです。
また、模造品を購入したユーザー様から、正規スペアパーツ購入したいとのご相談はお受けかねます。
今後、メーカーサイドで各国の正規代理店と協力して、全世界的に法的手段を検討しています。
すでにARB社では、模造品の耐久試験も行っており、その状況を動画サイトにて配信しています。
エアロッカー・・・ エアロッカーが壊れる前にドライブシャフトが壊れる
模造品 ・・・・・ ドライブシャフトが壊れる前にエアロッカー内が崩壊
(部品の加工精度の悪さも紹介)
模造品エアロッカーは 不純物の多い低グレードのスチール材質に対して、更に低グレードの熱処理を施している為、耐久性が著しく悪い事が判明しています。
ARBエアロッカーのテストにおいては ARBエアロッカーが12000Mpa(メガパスカル)の耐久性に対して 模造品はわずか、約5分の1の250MPaでしかありませんでした。
耐久テスト後の模造品エアロッカーの写真
模造品のエアロッカーは、ARBエアロッカーでは考えられない低負荷で、上の写真のように、いとも簡単にデフケース本体、サイドギア、クロスシャフト、ピ ニオンギアが、破損してしまいました。
これは、アクスルシャフトすら破断する前の遥か手前の低負荷で、デフ本体が割れてしまったり、デフ内部のギアが壊れてしまった残念な状態です。
また、切削表面も非常に荒く、これは性能の悪い加工機械しか使用していない事を意味します。
質の悪い機械加工しか施されていないため、模造品は製造誤差が大きくなり、リングギアの取り付け精度が悪かったり、デフ内部のサイドギア・ピニオンギアのバックラッシュが大きく、ノイジーである上に、瞬発トルクに対して非常に弱い特徴があります。
当然、異常磨耗も発生するので、デフ本体以外のパーツ にもダメージを与えます。
ARBエアロッカー
模造品
明らかにギアの加工精度、表面処理が違います。
怪情報にもご注意。
最近、お客様より問い合わせで ”AIRLOCKERと模造品は同じ工場で作られている”、”模造品のパーツの一部はARBより供給されている” との情報がネット上で発言されているとの報告を受けましたが、ARBでは模造品に対して、一切関わりはございません。
今後、この様な庇護流言を流布するソースを
特定できましたら、法的な対処をとる事にいたします。