ARB リカバリーポイント
99/リカバリー用品
ARB リカバリーポイント
頑丈で信頼性の高いリカバリーポイントは、オフロード走行にとって不可欠ですが、 いままで 4WDの世界では オフロードで使用する事を考慮した牽引ポイントに関して、長年に渡ってスタンダート、すなわち、基準がない状態でした。
そのことを念頭に置いてARB社は、過酷なオフロードで、4WDユーザーがリカバリーポイントをどのように使用するかを調査、研究し、4WD業界ベンチマーク(スタンダード)になるようなリカバリーポイントを開発しました。
これまでは、オフロードドライビングで起こりうる様々な状況、すなわち、リカバリーポイントと、牽引に使用するシャックルとストラップ、および車両のスタック回復時の角度、牽引による生じる張力、応力を安全に処理できない純正トウポイントが含まれていました。
しかし、ARBのリカバリーポイントの製品群は、オフロード使用では適さないような純正トウポイントや、その周りの純正取り付け構造を改良し、今までオフロードで純正トウポイントの構造上の問題で起きていた様々なトラブルを解決するよう、開発されました。
ARB社は、各車両固有のリカバリーポイントが4.75t定格のボウシャックルと8000kgのスナッチストラップで使用できるよう、リカバリーポイント基準の元に設計されたリカバリーポイントを開発することにより、個々のオフローダーが、正しくリカバリーポイントを使用できることを目指しています。
特徴
- *研究開発
各ARBリカバリーポイントは、車両の重要なフロント部分に関する実際の車両シャーシサンプルとCADCAMデータを使いながら、長時間にわたる研究と設計により開発されています。
ARB社は、さまざまな負荷および破壊試験装置を使用して実験したり、実車試験車両に装着して得た貴重なデータを元に、車両ごとの専用設計を施して設計されています。
- *車両スペックに合わせたマウント設計
一部の車両モデルでは、非常に複雑な取り付けシステムが要求されており、事故発生時にエアバッグ作動に影響を与えないように設計されています。
ARBのエンジニアによる、数か月間のテストを重ね、車両ごとに専用設計することに特化しました。車両衝突の衝撃に影響を受けず、リカバリーポイントが最適な場所に確実に装着できるように設計されています。
- *牽引角度に関するアドバイス
ARBリカバリーポイントは、角度をつけた引っ張り方向にも考慮されており、この角度とは、車両の前輪の最大舵角度までを考慮されています。
特徴なUシャックルのU字部分を、リカバリーポイント穴に通すことができ、シャックルピン側に牽引ロープを、セオリーどおりに通すことができます。
これによって シャックルが牽引ポイントなどに引っかかり、テコの原理でシャックルピンに必要以上の力が加わり曲ってしまうというトラブルを最大限に回避しています。