そんなOMEの誇る最新ショックアブソーバー「BP-51」は、バイパス構造(別タンク式)を採用し、舗装路からオフロード、高速走行からクローリング走行まで、あらゆるシチュエーションに対応するハイパフォーマンスが魅力だ。
本体は、独立式サスペンションにも対応するコイルオーバー式もラインナップ。ボディは、熱や腐食に強い航空機用アルミを採用。内部構造は、ガス室とオイル室が直列に配置される“高圧ガス式”で、オイルは本体とバイパスしたリザーブタンクを行き来する。
通常のショックアブソーバーよりオイル容量が大きく、そのため耐久性に優れ、ハードな走行時でも安定した減衰力を発揮しやすい、というわけだ。装着も、特別な改造は不要。リザーブタンクの設置に工夫が必要だが、純正交換で簡単にインストールできる。
コイルオーバータイプは、アジャスタブル式のスプリングシートを装備し、車高調整機能を持っている。ジョイント部分はピロボール式。また全タイプ、減衰力は伸び側、縮み側をそれぞれ無段階式に調整可能。
自車のモディファイの状況(フロントバーやルーフキャリアの装着など)や積載の状況、また走りのシチュエーションにより、様々に足まわりのセッティングをコントロールすることができる。