のみならず、アンダーガードの装着を前提としたライン取りの自由度も広がる、という高レベルな走りの技術も可能になる。つまり多少の下まわりヒットさえ覚悟すれば、より安全でスムーズな走行ラインが選べる……というマニアックな走りもできるようになるのだ。
もちろんARBも、そんなアンダーガードの準備は万端。「ARBアンダー・ヴィークル・プロテクション(UVP)」というアイテム名で、各車用をラインナップさせている。
ARBウインチバーや、サハラバー装着車とのコンビネーションも良好。ステアリング・リンケージ下からエンジン下、トランスミッションケース、トランスファケースまでをフルカバーする。
装着はシャシーフレームにボルトオン。装着ボルトは、アンダーガードがダメージを負ってしまっても取り外ししやすいよう、ボルト位置や形状を考えて設計されている。このあたりはARBのパーツが実践から開発されている証、とも言えるものだ。
「ARBアンダー・ヴィークル・プロテクション」の材質は、3㎜厚の屈強なスチール。プレス成形され、曲げ強度をアップさせるリブも所々に施されている。もちろん、UVP部分に水や泥が溜まってしまわないよう、適正な位置にホールも空けられている。
シルバーのパウダーコート仕上げでサビにも強く、プロテクト性能を長期間、維持する。