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アウトバック : 怪情報にはご注意ください。

今日は、チョッと辛口のブログで 申し訳ございません。

ARB・エアロッカーを既にご購入・ご使用頂いている皆様や、今後、ご購入を予定されている皆様を不安にさせてはいけないと思いましたので、敢えて書かせていただきす。
最近、お客様から問い合わせで  ”ARB・エアロッカーと模造エアロッカーは同じ工場で作られている。” ”模造エアロッカーのパーツは、実はARB社より供給されている。” 

との情報が、まことしやかにネットで流されているが、事実かどうか確認のお電話を受けています。  しかしながら、

ARB社は、模造品との関わりは、いっさいございません。 

また、 ”ARB・エアロッカーも、実は中国製だ”   との怪情報がありますが、

ARB・エアロッカーのパーツで中国製を使用しているのは、電源ワイヤーハーネスを車体に縛りとめる為に付属している数本の、”結束バンド(タイラップ)だけ”です。  (ON・OFFスイッチは大手自動車用スイッチメーカーから納品されていて、スイッチの構成部品単位での生産国は不明です。) 重要なパーツは全てARB社で自社生産しています、ご安心ください。

今後、上記の様な根拠の無い庇護流言を流布するソースが特定できましたら、法的な対処をとる事を検討しています。
模造品に関しての情報は弊社ホームページに記載していますが、下記にも引用させてください。 


---------------------------------------------------------------------- (以下 弊社ホームページより)

近年、工業製品の模造品問題が取り上げられていますが、豪州ARB社、ラクソン(サファリ)社製品などにも模造品が現れ始めました。

これら模造製品は、中国とインドで生産されているようですが ARB社やラクソン社の特許を無許可で使用しているどころか、機能、耐久性にも著しい劣化品と確認されています。

特に、日本国内でもインターネット上でのネット販売やオークションでARB・ラクソン社製品の模造品を販売している業者がいるとの情報を聞き及んでいますので、弊社製品にご興味ある方はご注意ください。

ご購入時の価格の安さに惑わされてしまいますと、後にメンテナンスや修理で大きな出費が必要になる危険性が高いです。 また、模造品を購入したユーザーからの正規スペアパーツ購入したいとのご相談はお受けかねます。 

今後、メーカーサイドで各国の正規代理店と協力して、全世界的に法的手段を検討しています。

ARB社では 実際にエアロッカーと模造品の耐久試験も行っており、その状況を動画サイトにて公開配信していますので御紹介いたします。  この動画を見ていただければ、正真正銘のエアロッカーと模造品との違いをご理解いただけると思います。 ARBで実践したエアロッカーと模造品の比較動画 (ARB社は模造品との条件を敢えて、同一にするために現行の2分割タイプで無く、旧型の3分割タイプのエアロッカーを実験で使用しています。 (新型2分割タイプは3分割エアロッカーより更に強度が増しています。)

要点 エアロッカー :  エアロッカーが壊れる前にドライブシャフトが壊れる

模造品    :  ドライブシャフトが壊れる前にデフ内が崩壊する。               (部品の加工精度の悪さも紹介)

模造品エアロッカーは 不純物の多い低グレードのスチール材質で 更に低グレードの熱処理を施している為、耐久性が著しく悪い事が判明しています。 ARBエアロッカーのテストにおいては ARBエアロッカーが12000Mpa(メガパスカル)の耐久性に対して 模造品はわずか、約5分の1の250MPaでしかありませんでした。

耐久テスト後の模造品エアロッカーの写真 模造エアロッカーは ARBエアロッカーでは考えられない低負荷で 下の写真のようにいとも簡単に破損してしまいました。これは、アクスルシャフトすら破断する前の遥か手前の低負荷で、デフ本体が割れてしまったり、デフ内部のギアが壊れてしまった残念な状態です。

また、切削表面も非常に荒く、これは性能の悪い加工機械しか使用していない事を意味します。 質の悪い機械加工しか施されていないため、模造品は製造誤差が大きいため、リングギアの取り付け精度が悪かったり、デフ内部のサイドギア・ピニオンギアのバックラッシュが大きく、ノイジーである上に、瞬発トルクに対して非常に弱い特徴があります。   当然、異常磨耗も発生するので、デフ本体以外のパーツにもダメージを与えてしまいます。


エアロッカー内の重要な部品・サイドギアの画像

ARBエアロッカー 
模造品
模造品はARBエアロッカーの様な高度の熱処理・機械加工が行われていません。 
今後、もし、ARB・エアロッカーに関して、正確な情報が必要な際は このページをトラックバック頂いても結構です。

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