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アウトバック : デモカーの紹介 (001) LC105 STD編

このデモカー紹介・シリーズでは アウトバック&ARBの歴代デモカーの紹介をしていこうと思います。

弊社では 自社用に 2台LC105を購入しました。
今回は あまり公の場に出ること無かった ”ランクル105 スタンダードモデル”です。
ランクル100の派生車種 LC105は、前後コイルリジットを採用していて、簡単に言えば、ランクル80のシャーシの上に、ランクル100のボディーを乗せたような感じです。
このLC105、スタンダードモデルは
1FZエンジン(直6、ガソリン、LC80より15馬力アップ)
5速マニュアルミッション (パートタイム4WD)
フロントシートは3人がけベンチシート
リア観音開きドア
メーカーオプションで、シートはモケット(通常はビニール)
と言う、非常にマニアックな仕様でした。
そして、オーストラリアから輸出する前に、ARBの本社工場で改造を施して貰って
ARBウインチバー
オールドマンエミューサスペンション・システム
LTRショック・アブソーバー
キャスターアレンジメント
リア・スペアタイヤキャリア
デュアル・バッテリーシステム
を装着して貰いました。

ARB自社工場で、改造を施して貰った証に、リアゲートにウインチバーと同様のARBエンブレムが装着されていました。
更に、ARBの装着工場、装着責任者、主任検査員のサインと保証書、サスペンションを交換した事によるブレーキテストデーターも付いていた事には感動しました。

FZJガソリンエンジン・マニュアルトランスミッション、一切の装飾を省いた機能美を感じました。

当然、前後リジット車ということで サスペンションストロークはLC80のDNAを引き継いでいます。
街中で、LC100とすれ違うと、必ず、振り向かれます。 LC100のオーナーなら、LC105との違いを一瞬で見抜けたのでしょうね。
さらに、後姿は日本仕様のLC100と違うので、高速道路では 僕のLC105の後ろ左右に 全く見知らぬ人のLC100が見物するために、自然と集まって走っている光景がしばしばありました。
とても気に入っていた車の中の1台です。

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アウトバック : 玉手箱が到着

今年、最後になるエア便が到着。

今回はみんカラ+用に小物を少し多めにARBから送ってもらいました。

いつもの事ながら、梱包を開封してみるまで 本当に頼んだ商品が来ているのか不安な気持ちを抱いてしまいます。
開封してみたら、頭が真っ白になる様な事態も、過去にあったので・・・・

悪い予感は当たるもので、実際に入っている物と、リストにある物が今回も違っていました。w

みんカラ+・ショッピングに出品しようと思っていた商品が半分しか入っていない事態発生。  ショッピングは申し訳ありませんが、数量を縮小しての開始となってしまいそうです。


極めつきの”開けてビックリ”は サンプルに取り寄せてみたARBカレンダーの”オネーちゃん”版でした。

サンプルと考えていたので5部だけ希望していたのに 30部も入っていました。  現場の梱包作業者が気を効かせてくれたのでしょうが・・・・・・・・ 受け取った方は困ります。

ご禁制物に近い仕上がり (国内法的にはOK) なので、どう扱っていいのかわかりませんが、みんカラ+・ショッピングにチョッと陳列しちゃうかも知れません。



(FJクルーザーのカレンダーは車両の写真だけのカレンダー)

例のごとく、おもて表紙と裏表紙を合わせると、パノラマ写真になる様になってます。
最初の見開きページ。 
このページはカレンダーでは無いので、目に触れることが少ないページですが、このワンショットを撮影するのに、どれくらいの時間が掛かったかと思うと、勿体無いです。
オフロードフィールドでこの様な情景は怖いです。

アジアマーケットの売り上げが上がっているようで、昨年のカレンダーには無かったアジア系の女性の写真の割合が多くなってきています。
ショップさん行きの荷物に、そっと入れとこうかなw

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アウトバック : みんカラ+への準備

みんカラ+移行の準備で、休日出勤中です。
ARB社の協力で、バーナー用のとても綺麗な写真を入手できました、ご期待ください。

みんカラ+出展にあたり、ショッピング機能も活用を薦められましたので、前向きに検討しています。
基本的に、ARB商品の中で、カレンダーなどのプロモーションアイテム、取り付けの必要のない商品、アウトレット商品、さらに新製品をモニター価格で展開できたらと思っています。

ただ、取り付けの必要の無い物でも、取り扱いが複雑な物があります。

こう言った商品に関しては、しっかりとした日本語説明書を作成する必要があるので、準備が厄介です。  少し時間がかかるかも知れませんが、ご要望あれば前向きに考えたいと思います。

一気にご要望に答える事は、マンパワー的に出来ないと思いますが、徐々に増やしていきますのでよろしくお願いいたします。


表題写真のARB・E-Z・タイヤ・デフレーターを例にとると、販売する際は、英文の説明書だけでは理解しづらいので、写真入り日本語説明書を作成したり、それでも複雑なので、ビデオを作ってホームページにアップしてみました。

この商品に関して詳しくは弊社HPでご覧下さい。

4x4IMPSも 同様に素晴らしいビデオを作製してくださっていますので、ご参考にして下さい。

ARB・E-Z・タイヤ・デフレーターは、ゲージで確認しながら、タイヤの空気圧を、任意の圧力に素早く落とすことの出来る優れものです。  デモンストレーションをショップさんにお見せすると、皆さん、驚かれます。
当初、初期に輸入した数個だけはPSI表示だけだったのですが、弊社より、BAR表示を併記する様に依頼した結果、写真の様に、日本向けにはPSIとBAR表示併記の商品を製作してもらえるようになりました。
こういう、ローカルマーケット向けの小さな変更点の交渉は、正直、大変です。
ARB社の様な世界を相手に商売をしている大会社にとって、ローカルマーケットに対応してくれるかと言う交渉がいつも課題になってきます。

実は、ジムニーのエアロッカー開発の時にARBを説得するのに大変な時間と労力が掛かりました。  しかしながら、その時のARBとの信頼関係があって、今回、新型ジムニー用エアロッカーをオーストラリア以外で日本市場が一番先に販売する事が出来ました。
いつか、ジムニー用エアロッカー開発秘話もブログで紹介できたらと思っています。

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アウトバック : 欲しい車が販売されていない、第3弾です。

欲しい車が販売されていない、第3弾です。

このシリーズは、当面は、日本メーカー製の車なのに日本国内では手に入らない車両を紹介していきます。  ただ、なま車両の写真では面白くないので ARB製品でフルドレスアップされた形の車両をご紹介していくコーナーです。

前回は ランクル70シリーズだったので 今回はランクルのライバル・日産サファリ・Y62です。 
海外ではパトロールと呼ばれて、LC70同様、国内には無いピックアップもY61系で存在します。(表題の写真は豪州日産のホームページからいただきました。)

日産Y62 2010年2月から海外専用モデルとして生産が開始され、日産車体九州で生産されています。

サスペンションは 4輪独立ダブルウィッシュボーン、ロングホイールベースのみです。 Y61の前後コイルリジット車とは大きな変更となってます。

ARBでも このY62用のパーツを開発をしていますが、まだ、開発途中のパーツが多くて、なかなかご紹介できる写真が無くて探すのに苦労しました。
全てのパーツが出揃うまで、Y62の紹介を待とうかと考えましたが、先週にLC70の紹介をやっているので、全国の”サファリスト”に申し訳ないと思って、途中経過の様な形でもY62のARB仕様車のアップを決めました。

まだ、フィールドでの撮影さえ、実行されていないようで 心苦しいのですが、置き撮りの写真でご容赦ください。 ただし、この写真は本邦初公開です。

ARB・サハラバー
ARB・ウインチバー
オーストラリアでは ランクルと同じぐらいの数のサファリを見かけます。
週末ともなれば 沢山の荷物、キャンピングトレーラーやボートトレーラーを引いたサファリを見ます。 オーストラリア人の友人に聞くと、豪州ではLC100より150万円位安くY61が購入できるので選び易いのと、パワートレイン系の頑丈さで選ぶ人も多いようです。  Y60,Y61のフロントデフの大きさからも頑丈さがうかがい知れます。

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アウトバック : ARBの動画 002 (トラクションディバイスの比較 後編)

ARB社が公開している動画で 面白いものがあるので紹介します。

昨日に引き続き、トラクションディバイスの比較動画(後編)です。


動力スペック&タイヤが全く同じLC120系プラド3台を用意しての撮影です。

この3台の異なる点は

  緑色のLC120   リア LSD装着

  銀色のLC120   純正・電子制御トラクションコントロール装着

  白色のLC120   前後 ARB・エアロッカー装着

と言うトラクションディバイス(今回はディファレンシャルギア:通称デフ)です。


今回は 砂丘とモーグル地形に持ち込んでの比較テストです。

砂丘でのテストでは サンドヒルクライムをどこまで登れるかという形で表現されていますが、 僕的にはこのテストは、あまり効果が現れない様に思えます。

砂丘、特に、今回のようなソフト・サンド・ヒルクライムで最も効果のあるのは車両重量です。

確かに、エアロッカー装着車が頭一つ上れていますが、これは、アプローチ(助走)の段階でデフロック効果による4輪に均等にトルクが伝達できていますので アプローチ速度が他車より速くなった結果という感じだと思います。

本来なら、ジムニーに前後デフロック、タイヤの空気圧を落として、半クラを使ってローレンジ・2速発進でアプローチスピードを稼いでトライすれば、登れる様な印象があります。

後半のモーグル地形は ローレンジ・1速でゆっくりと走るテストです。

ここでは、電子制御トラクションシステムの働きがどんな感じかを見事に見せていますね。
浮いてカラ回りしているホイール側にブレーキを掛けて、接地している側に駆動力を回すというシステムです。 トラクションシステムのCPUがブレーキ力をどのくらいにするかを探りながら働いている事がわかります。
以前は、これをサイドブレーキを引いたりして、ドライバーがマニュアルで行っていました。
緑の車は、モーグルを超えるためには ”勢い”を使っていました。
でも、残念な事に、下回りをぶつけていました。
この”勢い”で越えることに頼りすぎると、修理費がかさみます。
板金・修理費を考えると エアロッカーを装着した方が安かったという事も有りますので、クロカンをされる方は 是非ともエアロッカーをご検討ください。

それにしても、最終場面での ボンネットをホワイトボード代わりにする大胆さにはオージー(オーストラリア人の俗称)らしさを感じました。

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